検屍官シリ−ズの所感集

     頂いたメ−ルの中で、他の人はどう思っているのでしょうというのが時々あります。
     そこで、みなさんから頂いたメ−ル等の所感を掲載します。
     編集の都合で一部割愛しています。     

日付 お名前 . 内容
2004.1 同窓の石橋さん
あけましておめでとうございます。年賀状ありがとう随分 ご無沙汰です
今日、ホームページを見て 大変びっくりしました。じつは私も 検屍官の大ファンなのです。シリーズを読み始めて 8年ぐらいになります。新作がでていないか いつも気にかけてますが、あなたのホームページで出たことを知り楽しみです。
同じ本を読んでいる人が 知人にいて、しかも 私より はまっているようで これからも時々 ホームページを覗いてみます。
2001.6 モイチさんの知人の青さん 
P.Cornwellの作品は私も第1作Postmortem以来の愛読者ですが、第9作Point of Originで一服しておりましたところ、モイチとかずこのHOBBY PAGEのリンクから貴殿のHPでファンが沢山いらっしゃることを知って嬉しくなり、先月第10作Black Noticeに取り掛かりやっと読了しました。
読み始めは「知らない単語はとことん辞書を引き、それでも分らないところはマーカーで印しておいて最後に邦訳本(正解)に当ろう」と決意したのですが、いつもの事ながらそれは数ページで放擲、後は睡眠剤代わりにベッドで少しずつ進み、後半三分の一ぐらいになって興味に釣られ一気に読み終えました。従ってどこまで正確に理解したかは保証の限りではありませんが、私なりの感想を記してみます。
今回は死体発見現場に豊満美人で野心家のBray副長官が登場し、ScarpettaやMarinoのリストラを企てるのが発端ですが、その後Brayの手下がScarpettaのEメールアドレスやパスワードを盗用して、彼女の大事なアポイントを勝手に断ったり、chat roomで彼女らしい人物が犯罪被害者に薄情な返事をしたり大騒動になります。これはIT革命進行中の我国でも大いにありそうなことで、自分のEメールアドレスやパスワードの管理など余り本気で考えたことの無い私も気を付けねばと思いました。
Scarpettaが現場に残された不思議な毛を調べて行くうちに、Interpolから呼び出しが掛かりフランスでの狼男による連続殺人事件との関連が浮かび上って来ます。この狼男には私は同情を禁じ得ません。パリの高級住宅街サンルイ島の名家に生を受けながら、先天的発毛異常体質で粘膜、手掌、足裏以外は全身ふさふさした体毛で覆われ、顔面は左右不均衡で歯が突出しているという恐ろしさのため座敷牢に幽閉されます。ガンジス川で身を清め病の治癒を願うヒンズー教徒のように、狼男は暗夜セーヌ川を泳いだりしますが効果なく、このような身に産んだ母を嫌い女性を呪うのですが、女性を襲っても性的欠陥のため惨殺した後上半身に噛み付くだけです。
何と可哀想な狼男でしょう。(これに引き換え先ごろBentonを失ったばかりのScarpettaは、フランス出張中にATFの若い美男捜査官Talleyに一目惚れされslippery with sweat となるまで愛し合うのですから世の中は不公平です)。

それにしても狼男は身長180cmのがっちりした体格だそうですが、頚動脈貫通銃創を蒙ったLuongは仕方ないとしても、もともと訓練を受けた警察官であるBrayまで何故やすやすと殺害されたのでしょうか。P.CornwellのHPで見た凶器のchipping hammer($6.95)は木琴の演奏にでも使えそうなものですし、Scarpetta襲撃ではフォルマリンを浴びせて撃退したではありませんか。雪上を薬品火傷でのた打ち回る狼男の頭部に、駆けつけた射撃の名手Lucyが愛用の40口径の狙いを定めた時は私も魂が凍る思いで、彼女がScarpettaの説得に応じ銃を雪の中に抛って呉れ心底ほっとしました。
ヴァージニア州の法律では狼男は死刑になるのでしょうか。我国の現行法ではこのような殺人を犯したとしても心神耗弱で一時的な措置入院ぐらいで済みそうですから、狼男は日本に来れば良かったのです。
一つ感心したのはScarpettaの秘書の老嬢Roseです。狼男が徘徊しているので今夜はLucyとJoも来るから家へ泊まって行けばというScarpettaの勧めに対し。

Roseは「狼男じゃなくても悪い奴はいつもいます。私は私の人生を生きて行かねばなりません。恐怖と老齢によって人質に捕られる事は出来ません。」ときっぱり断って一人住まいの自宅に帰って行きました。さすが自由と独立が国是のアメリカ人と感じ入りました。
2001.1 にっこり さん
1. はじめまして。突然ですが私は検死官シリーズの大ファンであちこちの検索サイトからこちらのホームページを知りました。「審問」の発売予定を講談社などで調べたのですが出ていなくて半分諦めていたらkazu sanは今読んでいらっしゃるとの事、いつ出たんだよー!と思いながらBOL.COMで探したらありました。近くの本屋ではまだ出ていなかったのに。すぐ注文しました。夏から待っていたので楽しみです。
2. 「業火」のあとスタイルが変わって単なる事件解決物より主人公の心理描写が多くなりましたよね。今回は次作に繋がってゆく展開のようです。マリーノの息子は実際に出てこなかったし…。ルーシーの億万長者は無理があるなあ。普通のお嬢さんで居て欲しいけど、今後を考えると仕方ないのかしら?10作で終わるという噂もあったけど、検死局長を辞めて展開が広がるので今後も期待しちゃいます。
2000.8 Tomoko Takagawa さん  
私も検屍官シリーズ大ファンで「検屍官」からすべて持っています。
丁度12月に買った「警告」を読みたいと思いつつ事情があってそのままにしていたのを昨日からやっと読み始め、ふとリッチモンドってどこ?と思い立ちkazu_sanのHPにあたりおおーーHPがあるぅーー!!とかなり感動しているところです。
しかしこのお話専門用語や宗教的な哲学が盛り込まれているのでたまにはて?どゆこと?と話が見えなくなるんですけど・・・まあ一度しか読んでないので再度読み返そうと思っているんですけれどみなさんどうなんでしょうか。映画化の話もあった筈なのにやっぱり難しいのかしら。
2000.5 西本朋子 さん
1.わたしはまだ「遺留品」を読み始めたばかりですが、このシリーズのとりこになってしまった。
私はコーンウエル女史は男性の中身もさることながらなかなかの面食いであろうかと思われます。毎回美男子が出てくるのも楽しみですね。 
夢の映画化のコーナーには大笑いさせていただきました。
特に邦画のマリーノ役「大仁田厚」は、はまり役ですよね。私も監督やプロデューサーになったつもりで配役を考えてみたいと思います。 
早く次を読みたくなるシリーズに出会えて幸運だったと思ってます。
2.ようやく4冊目に突入しました。が、ショックです。
マークが死んだ!?ケイじゃなくても驚きです。2人の愛の行方を楽しみにしてたのに。
”それとも、後のもっとすばらしい出会いのために作者はやむなく殺したんだろうか…?”などとあれこれ考えちゃいました。
楽しみといえば,私も料理は楽しみにしてます。本にもう少し詳しいレシピなんて書いてあると(池波正太郎の”鬼平”のように…)、俄然張り切って”作ろう!”ってことになるのですが。・・・料理のレシピコーナーを作る予定はありませんか?作りませんか?作っていただけたら嬉しいです。どうでしょう?あるいは,掲示板なんてあれば、知ってる方に教えていただいたりして…なんて、自分で調べて料理しなさいって言われそうですね。勝手なことを申し上げました。
2000.3 chinami さん
映画化のページがわかりやすくて面白かったです。登場人物のページを見て大体のイメージはできたのですが、映画化のページを見てもっと登場人物のイメージが鮮明になってきました。
なんとなく裏に影をもっていそうなイメージが、ジョディフォスター・高島礼子ぴったりだと思います。(そのようなことを言ったら失礼ですね・・・。)
また邦画版のキャスティングに渡哲也はぴったりだと思います。大人の男性!という雰囲気ですね。でも渡哲也は浮気しなさそうですけどね(笑)
2000.2 kako さん
1. 検屍官、読んでます。引き込まれますね。ああ、どうしてアメリカに行く前にこれを読んでおかなかったのか、と後悔。まさにリッチモンドなんですね。いろいろ知っている地名も出てきてよけいワクワクです。

2. おもしろいですねー。
登場人物が生き生きしていて個性があって本当に、シリーズでドラマ化したいような。で、ケイという主人公がいいんですんね。40過ぎのバツイチでも、魅力的ですよね。誇り高くて、裏表が無くて、勇敢ででも結構いい男に弱かったりして。たばこスパスパ、酒グイグイでかっこいい女性。

3. ルーシーはアッという間に大きくなるし、マークは突然あっけなく死んじゃうし、くっついたり離れたり死んだりと、人間関係もいろいろ忙しいドラマですね。そこも人気なのでしょうが。第3巻の舞台ウィリアムズバーグは私がバージニアで訪れた中でも大好きな場所で、自分のホームページでも取り上げてますが、ケイもそこが好きなようで、アビーと待ち合わせたとき、早く行って買い物したりするシーンがあってすごくうれしかった。私の想像するに、きっとコーンウェルさん自身も好きなところなんじゃないかなあ、と。
2000.2 tomokoさん
私はルーシーのフルネームをHPで初めて知りました。
読んでる時には登場人物に勝手なイメージをつけて楽しんでいるのですが、やはり読み手によって印象に残る部分は異なるのだなあと思いました。
さっそくですが、主人公ケイが料理が得意であることをぜひ紹介して下さい!彼女はあんなに働いているのに(朝は陽が昇る前に出勤してるし、睡眠時間が2〜3時間なんてしょっちゅうでは?)冷蔵庫には常に何らかのストックがあるし、わずかな時間でピザを焼いたりしてるんですよ!
特にイタリア料理へのこだわりはすごいです。
各巻で必ず料理に関する箇所があります。
それに、庭にはバラを植えたりしてそれを食卓に飾るという箇所もあったような気がします。仕事を持ってるけれど、プライベートも大切にしてるという印象が強いです(だから妹に対して嫌悪感が強いのでしょうか?)しかし、ふたまわり程年上のようなのですがそんなあれこれできるほど体力あるのか!と突っ込みたくなる箇所もあります。
あと、映画化ですが、実際にはなかったのでしょうか?
私はあったのだと思ってたんですが、そういえば話題にもなってなかったし、予定だけだったのかもしれません。
2000.2 akikoさん
人物紹介で、ケイ・スカーペッタの好きな飲み物にスコッチとなっていましたが、当初はラムが好みでした。
さすがマイアミ生まれと思わすほどに、ラムにくわしかったですし。それが、スコッチそれも必ずソーダ割ばかり飲むようになったのはベントンの影響です。彼がそれを好んで飲んでいたから。
ベントンに惹かれてからスコッチソーダを愛飲します。そんなかわいらしい一面もあるんですよ。
あと、本の紹介ですが、私はまだ全部読んでないんですよ。ベントン死んでしまうんですね。
あの紹介は読んでいない者にとってはマークの死とベントンの死は書かないで欲しかったです。
シリーズでは料理がいろいろでてくるのも楽しみなのですが。
とくにケイの作るトマトソースはかなりひかれています。
自家製のトマトで作るんですから、かなりの気合のいれようですよね。食べてみたいです。料理に対してはどんなに忙しくても手を抜かない、姿勢もすごいですよね、イタリア人気質ですかねえ。
あれだけの仕事して、睡眠時間も少ないのにこのあたりは働く女性としてもう少し評価していただきたいですね。私にはとてもとてもできないことですから。
リッチモンドの位置。実は私も地図で調べた。
ワシントンDCにもよく行っているので近いのだろうか?など疑問もあったので。
あのセンターの写真はなかなか興味深かったです。
もっとモルグは暗いイメージだったので。(何故か雪の曇り空のイメージが!)
明るくてなんとなく、西海岸的な建物ですね。





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