阿倍王子神社
阿倍王子神社(あべおうじじんじゃ)
拝殿

阪府大阪市阿倍野区にある神社

かつては阿倍王子(あべのおうじ)といい熊野神社の分霊社である九十九王子のひとつであった。

『摂州東成郡阿倍権現縁記』によれば、仁徳天皇の夢の中に熊野三山の使いである3つの足の烏が現れ、仁徳天皇がそれを捜させると、同じものが当地(阿倍島という島があったとされる)にいたので、現所在地に神社を創建した。これとは別に、この地域を本拠した古代豪族の阿倍氏が建立したという説もある。
当地は四天王寺と住吉大社のほぼ中間の位置にあり、熊野参詣の街道筋の九十九王子のひとつ「阿倍王子」として、後鳥羽天皇が熊野御幸を行った平安時代には、窪津王子(大阪市中央区)、坂口王子(同)、郡戸王子(同)に次ぐ4番目の王子とされていた(「後鳥羽院熊野御幸記」)。後に郡戸王子と当王子の間に上野王子(天王寺区)が設置され、5番目の王子となるが、戦国時代の戦乱により途中の坂口、郡戸、上野の各王子が焼失。安土桃山時代には2番目の王子となっている。
現在、大阪府内の九十九王子で唯一、旧地に現存している王子である。

2012.3 参拝 2017.4 ホームページ再製
安倍清明神社は ここ

鳥居 現在、大阪府内の九十九王子で唯一、旧地に現存している王子である。
安倍野王子旧跡 もと熊野街道の石碑
熊野詣の大阪入り口、八軒家浜まで7.1キロとのこと
ご神木 楠木



朱印

   
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