伝統のワイン
一度は、お目にかかりたいワイン。
ヒョンナことで、出会ったときに、
それと知らずに
通り過ぎて終わないように覚えて置こう。
選択については、異論もあろうが、少しは聞いた名前を基準に選びました。

値段は、どれくらいなのかが、関心の高いところですが
自分で買ったわけではないので良く分かりません。
雑誌等の値段を参考にしましたが、
年代によって格差が大きいので単なる目安です。
1.
シャト−.マルゴ− 
Chateau Margaux
これは、有名。渡辺淳一作「失楽園」で、久木と凛子が死の直前に飲むワイン。1855年体制からの伝統ワイン(ワインの格付けを最初にした年がこの年なので、こう呼ぶようです。なお、以降5番目までが当時の最高格付け分です)現在のオ−ナ−はイタリアの自動車メ−カ−のフィアットのオ−ナ−のアニエリ家。もっともエレガントで女性的なワインと言われている。年間18万本の生産。90〜92年物で3万円位〜。
2.
シャト−.ラフィット.ロ−トシルト 
Chateau Lafite-Rothschild
ロ−トシルトというのは、英語読みでは、ロスチャイルド。そうあの大富豪家族がオ−ナ−。
ルイ15世の時代から、フランスの王侯.貴族の晩餐会では、必ず出されたいう
伝統物。飲み頃は15年後位というから大変です。
4万円位。
3.
シャト−.ラトウ−ル
Chateau Latour
ラベルのデザインが櫓(ラトウ−ル)百年戦争の時に畑の中央に物見櫓が建てられた
ということから名付けられている(櫓は、その後焼失)一時期、イギリスの財閥がオ−ナ−だったが、現在は、フランスに戻り、あのプランタンのピノ−.プランタン.グル−プが所有。
もっともコクがあり寿命が長いと言われている。50年間は最高品質を維持出来るということなので、子供の産まれた年のワインを子供のために残すという、イキなことを考えているなら、コレですね。
92年物で3万円位。
4.
シャト−.オ−.ブリオン
Chateau Haut-Brion
これは、グラ−ヴ地区にあるぶどうを使うが、格付け時に評価が高かったため特別に選ばれた。
5.
シャト−.ディケム
Chateau d'Yquem
これは、白ワイン。貴腐ワイン
6.
シャト−.ム−トン.ロ−トシルト
Chateau Mouton Rothschild
先に述べた、1855年の格付けが今も生きているのだが、その後第二級から、唯一格上げされたシャト−がこれ。ラベルの絵柄を著名な人が描いているということでも有名。例えば、ダリ(1958年)、ミロ(1969年)、シャガ−ル(1970年)ピカソ(1973年)。こんなのに出逢うことはないから、心配は無用だが。これも10数年後に、飲み頃となるワイン。95年物で、3万円位。飲み頃になるのに。後、10年以上かかるが、買いますか?
7.
ロマネ.コンティ
 Romanee Conti
ワインを語る人が一度は飲んでみたいというワイン。ワインの帝王。これ程、ロマンチックに語られるワインは他にない。ロマネは村の名前ヴォ−ヌ.ロマネ。コンティは人の名前。
ルイ15世の時代に、この畑を買った、コンティ公(ルイ15世の従兄弟筋..多分従兄弟も多かっただろうと思うが)は、ルイ15世の愛人のマダム.ポンパト゜−ルと競り合ったという。最初から、なかなかロマンチック。
年間2900本〜9000本しか出来ない。だから、日本人で飲んだことのある人は、理論的にはそんなに居ないはず。
69年物で50万円弱。89年物なら20万円位。
でも、この値段で、本当に入手出来るのかは疑問。
作家の開高 健さんが、このワインについて書いた「ロマネ.コンティ.一九三五年」という短編がある。(現在は、文春文庫で読めるが本屋で探すのは難しい、
私も、紀伊国屋に頼んで入手)他に、戸塚真弓著「ロマネ.コンティの里から」も読みました。本は安い。
どのワインの本を読んでも、ロマネ.コンティになると
思い入れたっぷりの表現になる。
8.
シャト−.ラグランジュ 
Chateau Lagrage
このシャト−は、第3級(本によっては4級表示もあり)
格付けであるが、オ−ナ−はサントリ−である。
多分、日本人または、日本企業が保有しているのは、珍しい。
1983年に買収、大規模な改修、改定を行なった。
もともと、いいワイナリ−ではあったが、数年前には、世界的に認められるようになった。

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