展覧会
展覧会開催時多忙等の理由でブログ等に出来なかった 展覧会を後日ホームページにしてます |
フェルメール展
光の天才画家とデルフトの巨匠たち
「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」 会場 東京都美術館 企画展示室(上野公園) 2008年8月2日(土)〜12月14日(日) 巡回なし、会期中の入館者は934,222人 今回の展覧会は、予定されていた「絵画芸術」が「作品保護のため、出品不可」となり、特別出展作品として「手紙を書く婦人と召使い」が展示されました。それにしてもフェルメールの作品は30数点しかないと言われている中から、7点もの作品が一度に観られたのですから、画期的な展覧会だと言えます。 フェルメール作品はこのページにも載せています 東京都美術館 |
ヨハネス・フェルメール 「マルタとマリアの家のキリスト」 初 スコットランド・ナショナル・ギャラリー(スコットランド) 宗教画ですが、マルタとマリアて誰?という人は、絵を楽しみましょう(笑) 赤い服がマリア、後方がマルタです。マルタだけが食事の準備で忙しいとキリストに言う。それに対してキリストがマルタを諭している図です。3人の配置、配色完璧ですね |
ヨハネス・フェルメール 「ディアナとニンフたち」 マウリッツハイス美術館(オランダ) 1968年の「レンブラントとオランダ絵画巨匠展」で日本に来た。この展覧会がフェルメールが最初に日本に来た展覧会でした。 修復後は初来日です。修復はここを参照 |
ヨハネス・フェルメール 「小路」 初 アムステルダム国立美術館(オランダ) 2点しかない風景画のひとつです。 レンガとか石畳とか、デルフトが凝縮されています。 この建物は実在しないと言われている |
ヨハネス・フェルメール 「ワイングラスを持つ娘」 初 ヘルツォーク・アントン・ウルリッヒ美術館(ドイツ) 前面の二人の笑顔と、ふてくされたような後方の男。テーブルの上の静物の描写も注目です。 |
ヨハネス・フェルメール 「リュートを調弦する女」 メトロポリタン美術館(アメリカ) 大阪市立美術館で出会ったので再会です。 服のフワフワ感とかイヤリングの光が楽しみ、フェルメールの典型的作品。 |
ヨハネス・フェルメール 手紙を書く婦人と召使い アイルランド・ナショナル・ギャラリー 初 今回、急遽追加された作品。 過去に、二度の盗難に会ってます。 典型的なフェルメールですね。婦人の頭部の周辺が注目です。ほんの今まで誰かが座っていたような雰囲気の椅子は何を暗示しているのか? |
ヨハネス・フェルメール 「ヴァージナルの前に座る若い女」 初 個人蔵 最近フェルメール作品と認められたもの。 2004年に、約32億6300万円で落札された。 雑誌等で紹介される度に、綺麗になってきてます。現物に出会い確認出来ました。 |
ヤン・ファン・デル・ヘイデン アウデ・デルフト運河と旧教会の眺望 デトロイト美術館 蔵 オスロ美術館から出品される風景画《デルフト旧運河と旧教会》と非常に密接な関係を持っているこの作品は、典型的なデルフトの風景、すなわち旧デルフト運河と旧教会を非常に正確に描きだしている。 この作品から、アムステルダムにおいて傑出した風景画家であったファン・デア・ヘイデンが、デルフト・スタイルの形成にも影響を与えた可能性をみることができる。 |
ピーテル・デ・ホーホ 食料貯蔵庫の女と子供 アムステルダム美術館 蔵 この作品は昔から《食糧貯蔵庫》とも呼ばれているが、17世紀中頃のオランダには、そのような特定の目的のために作られた部屋はまだ作られていなかった。 子供の長いブロンドの髪、ドレスと金の刺繍が施された帽子、帯と金のボタンは、この子が男の子だということを示している。 この作品はピーテル・デ・ホーホの作品の中でも最も世に知られた室内画であり、18世紀にはすでに有名な作品になっていた。 |
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