南禅寺展
2004.418 南禅寺に参拝した時に丁度 京都国立博物館で南禅寺展が開催されていた
参拝記は こちら 
京都の東山にある臨済宗南禅寺派大本山南禅寺は、亀山法皇(1249〜1305)が、正応4年(1291)に自らの離宮を禅寺に改めたことに始まる。今年が亀山法皇の没後700年御忌にあたることから、南禅寺本坊や塔頭(たっちゅう)に受け継がれてきた、国宝、重要文化財を多数含む130件によって禅林文化を紹介する。全山で取り組む大規模な展覧会は今回が初めてとなる。
 南禅寺は天皇によって始められた由緒を持つことから室町時代には京都・鎌倉五山の上とされ、禅宗寺院最高の寺格を有した。亀山法皇の姿を表した彫刻や自筆の起願文をはじめ、「溪陰小築図」などの水墨画、また御所を移築したとされる大方丈の狩野派の障壁画などが特に有名。今回の展覧会にあたって修復された「瑠璃燈」、長らく焼失したと思われていた円山応挙の障壁画が公開されるのも話題だ。



SPOT
パンフレット 立派なパンフレット カタログ
京都国立博物館の前 重要文化財 亀山法皇坐像
南禅寺を開いた亀山法皇(1249〜1305)の肖像彫刻。正応2年(1289)に出家し、同4年(1291)南禅寺を創建した。像は出家後の法体像で、頂相彫刻(禅僧の肖像彫刻)と同様の形式に造られる。個性的な容貌をよく写しており、没後間もない頃の作とみられる。
重要文化財 達磨図 祥啓 筆 国宝 秋景・冬景山水図 (秋景)
伝徽宗(きそう)筆
南宋時代・12世紀 京都・金地院蔵
本図は室町幕府三代将軍、足利義満(あしかがよしみつ)が所有して以来、中国絵画の傑作として名高く、その詩情のゆたかさと品格の高さゆえに、わが国に伝来した宋画の中でも名品中の名品とされる。大内氏、策彦周良、崇伝を経て、金地院の所蔵となった。
重要文化財 牡丹麝香猫図(ぼたんじゃこうねこず) 
南禅寺本坊大方丈障壁画
桃山時代・天正14年(1586)
新上東門院の御所を移築したものとされている。その前身は、天正14年(1586)に完成した正親町院(おおぎまちいん)の御所で、障壁画は、狩野永徳率いる狩野派一門により描かれた。本図は、その中でも桃山時代の気分あふれる優作として知られている。
重要文化財 群虎図 南禅寺本坊小方丈障壁画 狩野探幽筆
江戸時代・17世紀 京都・南禅寺蔵
竹林の虎は霊獣として武将等に好まれた画題である。南禅寺本坊小方丈の建立年代は詳らかではないが、襖絵は寛永時代頃の制作とみられる。筆者は狩野探幽(かのうたんゆう)と伝えられ、小方丈の竹虎図は江戸初期の遺例のなかでも力量溢れ躍動感にあふれている。
三門内部 見学記は ここ 
他に 知恩院 三門(国宝)、東福寺 三門があります


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