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飲んだモルト


自分が飲んだモルトを載せていきます。自宅で飲んだ分はラベルを、お店で飲んだ分は出来るだけ写真付きで載せていきます。
これからモルトを飲んでみようという人の参考になれば、幸いです。
:掲載分の一覧は、ブログにあります。(携帯電話からでもOKです。)
http://blog.goo.ne.jp/malt_the_macallan/

NEW  
THE CASK of YAMAZAKI
自宅で飲んだ分
ア−ドベッグ ARDBEG 10年(85点)

アイラ特有の香りがする、しっかりしている。
ボウモア・SURF 

自宅で飲むボワモアは12年クリアボトルだったのでラベルが取れない(瓶に直接印刷している)ようやくラベルが取れた。アイラモルトの良さがしっかり堪能出来る。年代表示はないが、値段からも飲んだ感じからも12年に近い。
ブッシュミルズ 
BUSHMILS MALT 10年 (76点)

アイリッシュモルトである。
WHISKEY。スコットランドではWHISKYと綴るが。Eが余分にある。スコッチウィスキ−が公式記録に載ったのは1494年と言われている。一方、アイリッシュウィスキ−は12世紀と言われていて「元祖」の誇りが、この表記に現れている。現在アイルランドには2つの蒸留所しかない。
この蒸留所では、このBUSHMILS MALTのみがシングルモルト。他はブレンディッドである。
モルトウィスキ−大全の改訂版には載らなかった。
ブナハ−ブン 

BUNNAHABHAIN 12年(77点)
ライトなアイラモルト
ブルイックラディ 

BRUICHLADDICH 10年(77点)

アイラモルトの中では、飲みやすいが、アイラらしさはしっかり持っている。
BLACK BOTTLE 10年

これは、シングルモルトではなく、ブレンドであるが、アイラの特徴が良く出ているし、値段が安い、瓶が真っ黒で面白い。
クラガンモア
CRAGGANMORE 12年(90点)

オ−ルドパ−の原酒。
モルトウィスキ−コンパニオンて゜は12年に高い評点が付いている。ミディアムで素直に飲める。
ダルモア 
THE DALMORE  12年(79点)

ハイランドらしい上品さがある。
ダルウィニ−
 DALWHINNIE15年(76点)

標高326M、スコットランドでもっとも高い所にある蒸留所。軽いビ−ト香。味はスム−ス。
グレンフィディック 
GLENFIDDIC (75点)


これも入門にピッタリ、世界で最も売れているシングルモルト。フィディックとは「鹿の谷を流れる川」雄鹿のマ−クで有名。飲みやすい。ブレンディドはグランツに使われている。瓶もグランツと同じような3角形なのが面白い
グレンフィディック 
GLENFIDDICH 12年(75点)

どこが違うと言われても...。
グレンファ−クラス
GLENFARCLAS 12年(87点)


いい感じ、オ−ク樽の風味もしっかり。
グレンファークラス 
GLENFARCLAS25年(88点)
スペイサイドモルトの中では最高級に属する。
頂き物で大事に飲んでいたが、ついになくなりラベルを破がされる運命になった。

12年と比べると、何もかもがしっかりしてくる。
ロックでも水割りでも、味が飛ばないのはすごい。お店では出来ないが自宅でこそ出来る荒技。
グレンキンチ−
GLENKINCHIE 10年(76点)

かなりライト
インペリアル 1990

ゴードン&マックファイル(独立瓶詰め業者)のボトリング。安いシングルモルトの一つである。評価が低いのは大量生産故か?
ジュラ 
JURA 10年(72点)

ブレンデッドのマッキンレ−の原酒。そういえば独身の時によく飲んだ。今もあるのだろうな?アイラと同じように島であるジェラ島の産。やや甘いがほのかにアイラの雰囲気。
ラガヴ−リン 
LAGAVULIN 16年(95点)

マッカランの25年と並んで「モルトウィスキ−.コンパニオン」(マイケル.ジャクソン著)では最高点の95点。

ラフロイグ
 LAPHROAIG (86点)

独特の個性がある。ヨ−ドチンキの香である。こんなもの飲めるかという人と、たまらなくクセになる人が出そう。同じ10年物で43度のバ−ジョンもあるとのこと。
ポ−ト.エレン 
PORT ELLEN 18年
(80前後?)

PROVENANCE(プロヴェナンス)蒸留所は1983年に閉鎖。たくさんの独立瓶詰め業者によるボトリングがある、これもその一つ。
かなりのスモ−キ−さがある。
タムドゥ− 
TAMDHU (74点
熟成年の記載がない。値段から10年位?
ハイランドの特徴がしっかり、お買い得と思うシングルモルト。
THE GLENLIVET 12年(85点)

飲みやすく落ち着いた感じがいい。
ターコネル(ティアコネル)

TYRCONNELL

ブッシュミルズのライバルとして1992年に生れた新しいブランド。
クーリー蒸溜所で大麦麦芽を単式2回蒸溜。
甘やかでまろみのある味わい。
駒ヶ岳

陶器に入っている。知る人ぞ知るというマルスウィスキ−。お土産に頂いた。
国産ウィスキ−の生みの親、竹鶴氏の上司だつた岩井喜一郎が指導した中央アルプス山麓にある、この蒸留所は設立30有余年になる。
山崎蒸留所 樽出原酒 10年

山崎蒸留所に行かないと手に入らない。酒齢10年のパンチョン樽から汲み出したピュアモルト。度数57度は飲み応えあり、市販の山崎との大きな違いは樽の香りが心地よく残る。190ml瓶。




お店で飲んだ分
2005年新年を飾る。すべてオフィシャル(CASK)の4本セット。今年はじめ入荷。新年を飾るに相応しいそうそうたる顔ぶれ。幸せなことに4本とも初開封。マスタ−より先に飲むという幸せでした。()はボトルの定価。(極秘情報です)4種類とも飲みましたが、さすがにいい値段しますよ。

CAOL ILA 25年 59.4% (26000円)
後に引く余韻が最高。長いスモーキーさだけではなく、幾重にも味が広がる。

TALISKER 25年 57.8%(24300円)
年数を超えた元気さと香り。しかしながら複雑さは貫禄!

OBAN 20年 57.9%(32000円)
麦の香りがきわだつ、昔ながらのモルト。

BRORA 30年 56.6%(42000円)
すばらしい余韻。
かってのブロラのピーティーさを彷彿させる味。香りは花のようだが、スモーキーさがある。意外性があり、とにかくうまい。*BRORAはCLYNELISHの元
CASK STRENGTH EDITION

@THE GLENLIVET 16年 56.6%
ALONGMORN    17年 58.2%
BSTRATH ISLA   15年 55.1%

蒸留所でしか売ってないという、これはマスタ−が現地で仕入れた限定ボトル。

@花のフロ−ラのような上品な味
A麦の味を感じる
B糖の分かりやすい甘さ
14年1月の婆娑羅5周年記念サ−ビス

左から

1.オ−ヘントッシャン AUCHENTOSHAN 18年 87点
 ロ−ランドらしいソフトさ。現在はサントリ−の所有蒸留所

2.マッカランの1861年ボトルのレプリカ。−珍品

1998年マッカラン蒸留所は1861年蒸留のマッカランを入手する事に成功した。1861年の味に近づける為にシェリー樽は厳選された28樽をみつけバッティングし限りなく1861年のマッカランに近いウイスキーを作り出した。ポトルは、一本づつ手作りで傷までも精密に再現した。今のマッカランとの違いを..
 
3.ア−ドベッグ very old 30年  94点
  夢見るように文句なしにおいしい。




お店で飲んだ分(アルファベット順)
【A】
アバフェルディ
ABERFELDY 1980 1997年瓶詰め 77点


「モルトウィスキ−.コンパニオン」では、アルファベットの最初(笑)ちなみにアルファベットの最後はTULLIBARDINEです。ブレンドの「デュワ−ズ」の原酒ということだが、残念ながら知らない。あまり刺激のない無難な味。
アードベッグ
ARDBEG 1994 10年 (85点)

ゴードン&マクファイル社所有分をボトリング。
バーボン樽仕上げ。
始めは、わっ!と攻めた感じがするが、時間が経つと落ち着いてまろやかになる。
アードベッグ 17年
ARDBEG 17年 (86点)

落ち着いた感じ、あっさりまろやか、フル−ティ−な後味。
アイラ島特有のピ−ト香やスモ−キ−さはそんなに気にならなかった。
「通」好みの一本と言われている。
Aのデザイン文字がいい雰囲気。HPのFLASHもグッド。

アードベック
ARDBEG 1993 シェリ−カスク


甘くてピ−トが効いている。1993年物のボトラ−ズは珍しい。
ア−ドベック特有の香がうれしい。
アードベック゛
ARDBEG ISLAY 1974年

ア−ドベッグのケルト文字シリ−ズ。アイラ特有の薬品ぽっさがあるが、年代のせいか優しい、素晴らしい香り。
【B】
バンフ
BANFF  1980

老舗ですが、蒸留所はすでに1983年に閉鎖されています。

ボトラ−から、かなり出回っているようです。
結構麦の香がする。オイリ−な花の味。例えば紅花のような....
ベン.ネヴィス
BEN NEVIS 10年  (77点)

1989年にニッカが買収。1825年創業の名門の蒸留所である。1983年に一旦生産停止になっているので、ようやく日本に入り始めた。点数は以前の分ということになる。さらっとしてクセがない。10年という若さだからなのかな?
ブラッドノック
BLADNOCH 1987 (86点)

1817年創業、1993年操業停止、1999年に再開という歴史を持つ。ロ−ランドモルトの逸品と言われている。ナッツぽい香りと味がする。ライトな感じで飲み始めるが、後味は結構ドライ。
ブレア アソール

BLAIR ATHOL  CASK STRENGTH 29年

待望のブレアアソールである。
夏目漱石が飲んだかも知れない。(笑)
日本人で最初にシングルモルトを飲んだのは「漱石」?

スパイシーな中にも甘さが残る。29年、57.4%という重みを感じないフルーティーさ。
ブレア アソール

BLAIR ATHOL 12年

シェリーの香りがしっかりしている。甘さとやわらかさのバランスがとても良い
ボアモア 25年
BOWMORE 25年 1969年樽 (89点)+ kazu_san+α

25年物の中で、この1969年樽はマニア垂涎物でプレミアが付いているとのこと。5年前にビン詰めされた。写真をクリックすると1969が確認出来ます。
ケバケバしさがなく、最初に口に含んだ量の3倍位の香が残る。
初心者の私でも、そのうまさを十分感じることが出来る。
ボウモア マリーン 15年
BOWMORE Marine 15年(87点)

BOWMOREはアイラ.モルトの代表。出色の食後酒と言われている。
蒸留所は1994年にサントリ−が買収。買収後の分が飲めるのは大分先の話。
この15年物はマリ−ンという名前が付いている、比較的ジュ−シ−で飲みやすい。
ブルイックラディ
BRUICHLADDICH 25年

これもスティルマンズドラムのシリ−ズの一つ。

アイラの中では飲みやすい方だが
この年代になると芳醇。
   ブルイックラディ
BRUICHLADDICH (78点前後)


左から10年、15年、20年の揃い組みである。
アイラにしては優しい風味である。
もちろん20年は秀逸の味。
ブナハーブン
ファミリーシルバー1968年 Bunnahabhain Family Silver 30年

生産量限定のヴィンテージ品。1968年蒸留の30年物。1998年のリリース。
前半はフル−ティな味と香りがしながらフィニッシュでは樽香が優しい。ピ−ティさがバランスの良い 
【C】
クライヌリッシュ

CLYNELISH 14年 (81点)

ライト。フィニッシュは後を引く、ハ−ブ系の香り。味はフル−ティ。
クライヌリッシュ

CLYNELISH 1987   15年

香りはさわやかな柑橘系。レンゲの蜜
味わいは優しい甘さ。やや奥の方に石鹸のような...
アフターの切れ上がりは短い
海岸部の蒸留所らしく少しビート
ディーンストン

DEANSTON  21年  PURE MALT

口に含んだ瞬間ほわっと甘い香り
樽の香りと柔らかい味がある。
くせなく飲みやすい。
エドラダワー

EDRADOUR 1976 25年(81点)

ボトラ−ズはJAMES MACARTHUR。
古いときのカスク。古き良き時代のシェリ−香がない。この年代のオフィシャルはとんでもなく高い(これは1万円位)香がとても広がる。花の香り
  
エドラダワー
EDRADOUR 10年 (81点)

10年物の3点飲み比べ

スコットランドでもっとも小さい蒸留所と言われている。
地場産の大麦を使い、スコットランドで一番小さいスチルを使うので芳醇さがただよう。
1980年代からシングルモルトとして出荷されている。


同じ10年物とは言え、左側は数年前から手に入らなくなった(ぐっと落ち着きのある飲み心地)中央は最近なくなった年代(飲んだ感じは、力強さを感じる)、右が新しい10年物(10年物らしい飲み口)
エドラダワー
EDRADOUR 10年 81点 OLDハ−フボトル

350mlボトルです。でもOLDボトル。前に飲んだOLDボトルがなくなってきた。今回イギリスからハ−フボトルが入ってきた。もうフルボトルは期待できないようだ。今のボトルと全然味が違う、どこかのお店で見かけたら是非飲んでみてください。味も香りも違うよ。
【G】
グレンファークラス
GLENFARCLAS 1968 (89点±α)

創業1836年という古さで、スペイサイドモルトの中では最高級と言われている。これは、その中でも年代表記分。
OLD STOCK RESERVE とラベルにあり、1200本の中の670本目と表示されている。52.1度。色はブランデ−のような色をしている、辛口でシェリ−樽の香りと深みのある味。
グレンファークラス 1967

GLENFARCLAS 

深いシエリ−香、熟した果物。やや硫黄香。
グレンファークラス

GLENFARCLAS  1978年 (89点±α)

ラベルの写真は創業者のジェ−ムス.ウォルト
59.8度という度数ながら、その強さを感じさせずに、ほどよく優しい。甘いのか辛いのか絶妙。
グレンフィディック 30年 
GLENFIDDICH 30年 (86点)

自宅で飲んだのは熟成年度表記無し、15年以上は表記があるので、それ以下ということ。30年の重みはすごい。少し甘さを感じる。
グレンリベット
GLENLIVET 1966  44年 

George & J.G.Smith

優しくほのかに甘さが残る。
グレンリベット
GLENLIVET 30年

JOHN MILROY ジョン・ミルロイは、ウィスキー業界の重鎮です。
1975年物、瓶詰めは2006年。シェリーカスク。

シェリーの甘い香りがします。46%
グレンリベット
GLENLIVET 25年

Wilson & Morgan社が瓶詰めした物。シェリ−樽で作られている貴重なお酒。ここ数年で飲めなくなるかも。
グレンリベット
THE GLENLIVET 23年

Wilson & Morgan社が瓶詰めした物。46%。
香ばしさとメ−プルシロップのような落ち着いた甘さ。
THE GLENLIVET NADURRA 16年

“ナデューラ”とは、ゲール語で「ナチュラル」の意味。ファーストフィルのバーボン樽で16年熟成、ノン・チルフィルタリング、そしてカスク・ストレングスでボトリング。
バッチナンバーにより度数は違うらしいが、これは57.2%
これは強烈に来ます。
グレンリベット
THE GLENLIVET   15年 FRENCH OAK RESERVE

新製品。

他に12年、18年と、計3本がティスティング出来るように用意されていたが、この2つは体験済み。新製品の15年を飲んだ。

最後の熟成をフランスのリムザン・オークの新樽で仕上げたもの。
柑橘類を感じさせる強く甘い香り。 長くクリーミーなアフター。
グレンリベット

THE GLENLIVET 12年 FRENCH OAK FINISH

グレンリベット新商品。フランスのワイン樽で仕上げをしたもの。まろやかでフル−ティ−
グレンリベット
THE GLENLIBET 1974

GLENLIBETのビンテ−ジは、このライオンマ−クで出ている。
ライオンの上には創業者の名前が入っている。
GEORGEは父親の名前、J.G.SMITHは、息子のジョン.ゴ−ドン.スミス。
GLENLIBET自信の品。はずれがない。
香が花のよう、レンゲの感じ。
蜂蜜のような上品さ、アフタ−もクリ−ミ−。
グレンリベット

THE GLENLIVET 18年 (87点)

シングルモルトの代名詞的な存在。
花の香り、優しい甘さ。さすがという感じ。
グレンリベット 1975

THE GLENLIVET 1975
distillery collection

グレンモーレンジ

GLENMORANGIE sherry wood finish (85点)

グレ−ンモ−レンジは本場スコットランドで最も売れているブランドとして有名。
ブレンディッド用には出荷していないとのこと。
このシェリ−ウッドフィニュシュは暖かい感じがする。熟成の時に使用するシェリ−(スペインのワイン)樽が甘さを出している。検屍官シリ−ズでケイが落ち込んでいるときに飲むのがこれ、落ち込んで居なかったが迷わず注文。
ハイランドパーク
HIGHLAND PARK 12年(90点)


最も、シングモルトのあらゆる要素を含んだ模範選手と言われている。
スモ−キ−さ、麦芽風味、スム−スさ、まろやかさ、豊かなフレ−バ−、長いフィニッシュ。
この12年物は、まろやかさの勝ち。長期熟成ものは違う感じを与えてくれそう。
ジュラ
JURA SIGNATORY 1966年 35年

開けた時点で完成されている。塩辛さが思ったより強いが、蜜のような甘さがある。
塩分がおいしく感じる。35年物にしては枯れていない。すばらしい。
ジュラ
JURA VINTAGE 1971

JURAをシグナトリ−(独立瓶詰め業者)がボトリングした物。
ラベルのデザインが違う。27年物。飲むときは素直だがフイニッシュが香る。少し塩っぽい。これがJURAという感じ。
【L】
ラガヴーリン
LAGAVULIN 16年(95点)


古典的アイラ.モルト。
風味は大きく広がる、力強さの中に優しさがある。
ブレンドウィスキ−を飲むときは、ホワイトホ−スが
大好きだが、あの切れ味の良さは、これがブレンドされて
いるからである。
リトルミル

LITTLEMILL 1989 10年

ケイデンヘッド(CADENHEAD-もっとも古いマーチャントボトラー-) の物。独特の風味と香。かなりのクセがある。
ウオッシュチ−ズを食べたような..。
カスクストレングス(樽出し原酒をそのまま瓶詰めする)の為だと思う。

ウオッシュチ−ズ(オレンジがかった色、強烈な発酵臭、ねっとりとしたコクのある通好みのナチュラルチ−ズ。「ウォッシュ」と呼ばれるのは、熟成の過程で菌を植えつけ、ねばねばを何度も洗いながら作るため。)
リトルミル 8年
LITTLEMILL 8年(81点)

変わっている。まずビンの形がモルトには珍しいズングリムックリ型。色は白ワインに近い。味が梅雨のカビ(?)イメ−ジは路地裏(?)
この独特の味がなかなかいい。最も古い蒸留所と言っている一つ(それぞれ勝手に言っているので多いらしい)
ロングモーン
LONGMORN 1969 28年 88点

知名度は低いが通の間では知られている銘柄。フル−ティ−で飲んだ途端に感動物。素晴らしい。噂は聞いていたので今回、珍しく銘柄指名したが1969年が出てくるのが婆娑羅の素晴らしいところ。
ロングモーン
LONGMORN  1964    43年

ハチミツ、メープルシロップのような甘い味わい。
マックファイルズ
MACPHAIL’S 40年

GM(ゴ−ドン&マックファイル)のボトリング
知る人ぞ知る。中身はマッカランという噂
どっかで見かけたら飲むべきですね。
昔に樽で買ったのでしょうね。

飲みました。間違いないです。
これがモルトです。マッカランですよ。
マクダフ 37年 ロナックシリーズ

macduff 37  Lonach

バランスがいいと感じる、後で分かったことだが樽をミックスしているようだ。
ポートエレン
PORT ELLEN 24年(オフィシャル)推定84点

ボトラ−ズ(瓶詰め業者)物のポ−トエレンは以前に飲んだが、蒸留所は1983年にすでに閉鎖されていてオフィシャルでの瓶詰めは今回が三回目。今までに比べるとピ−ティ−さが抑えられているとのことだが、香はしっかりしている。
ポート.エレン

PORT ELLEN 20年(82点)

ボトラ−ズのレア.モルト(RARE MALTS)
アイラモルトの稀少品と言われている。1983年に休止。
貯蔵されている分がボトリングされて出回るだけのようだ。
ドライで海の香りがする。フル−ティ−なオリ−ブオイルという味。
ローズバンク
ROSEBANK 12年(77点)


1993年に閉鎖された蒸留所。
シロップのような甘さがある、マイルドな飲み口。
【S】
スペイバーン

SPEYBURN 21年 71点

100周年記念。下記のような箱入り。1997年にボトリングされ世界で1800本限定である。
高いだけでなく、とてもフル−ティでしっかりしている。味の評価は低いが、限定というのがうれしい。
スプリングバンク 21年
SPRINGBANK 21年(87点)

キャンベルタウン.モルトの伝統を受け継ぐ貴重な一品。豊かな香はモルトの香水と言われている。
シェリ−の香が豊か、濃い琥珀色でちょっと塩っぽい味が後を引く。
スプリングバンク 36年
SPRINGBANK
チーフタンズのボトラー物

CHIEFTAIN'S SPRINGBANK 36Y
スブリングバンク 175周年記念ボトル
SPRINGBANK
175R、紅白出場おめでとうというジョ−クが出る。華やかな中にも昔のスプリングバンクの「塩」を感じる。
ストラスアイラ
STRATHISLA 1960  (80点)

シ−バスリ−ガルの原酒として有名。
味は芳醇、甘さが少し残る、食後酒としては最適か。
少し、フル−ティ−でおいしい。
タリスカー  10年

TALISKER 10年(90点)±α 
 *本の採点は、同じ10年物のシェリ−樽。ラベルが違う。

かなりの強さ。これを飲む前にかなり飲んでいたが、それでも感じる強さがある。
タムナヴーリン
TAMNAVULIN 25年

これもスティルマンズドラムのシリ−ズの一つ。

甘くフル−ティな香ですぐにスパイシ−な後味と舌に残るピリット感がいい。フィニッシュは短い。
結局、この日は、このシリ−ズ6本の内、3本飲んだ。
残り3つの蒸留所は

アイル・オブ・ジュラ
ダルモア
フェッターケアン
である。
トマーチン
TOMATIN 1966 (75点)

37年、ケルティック文字。
シェリ−樽独特の味と香りがする。これぞ長期熟成の味だ。さっぱりしながらコクがある。
タリバーディン
TULLIBARDINE 25年

シングルモルトのアルファベットの最後が、これです。
アルファベットの最初は、ABERFELDYです。

バサラのマスタ−に頼んだら、出てきたのが、このボトル。
スティルマンズドラムの中のこのボトル。
スティルマンズドラムは、蒸溜所がJBB傘下であった当時、熟成庫に眠る優良な長期熟成のモルトを瓶詰した蒸溜所オフィシャルボトルのシリーズ。蒸留技師(スティルマン)のための”とっておきの一杯(ドラム)”の意味が込められている。
出したくないなと顔に出てました。(笑)
このシリ−ズなくなったらしい。
しっかりした味。
アルファベットの最後のモルト味わいました。
  
SOCIETY 1.100

これがSOCIETYでNO.1の栄誉を持っている。GLEN FARCLASである。拡大図では番号を見ることが出来る。他のSOCIETYは、縁のライン等はグリ−ンなのに、これはゴ−ルドである。もっとも古い創業年とスペイサイドモルトの最高級品に対する敬意なのかな?(これは単なる憶測です..)1966年。36年物。めったにお目にかかることがない、レア物。味はふくよかでコクがある。 
SOCIETY 116.2(ニッカの余市)

JAPANESE MALT WHISKY が、ソサエティ−として初めて選ばれた。116番目の蒸留所としてニッカの余市蒸留所が認定された。イングランド.アイルランド以外では多分初の快挙。ニッカの誇り「生命の水」の漢字も入っている。11年〜16年の4樽を厳選して瓶詰めしたCask Noは116.1から116.4まで、飲んだのは116.2。(全世界で4樽−瓶にすると多くて1500本位。日本では200本前後が入手可能−しかない貴重品)。香、味共に申し分なし。日本人としてはうれしくなる。
ニッカのシングルモルト

余市 12年物
ニッカのシングルモルト

仙台 12年物
どちらかと言うと、余市の方が好みである。
THE CASK of YAMAZAKI 1990

  SHERRY BUTT
  JAN1990/OCT2007
  SPANISH OAK
  CASK NO.OM70174  443/477
  59%

Bar向け限定ボトル
下と飲み比べました。いずれも、山崎もシングルモルトを作っているのだということをあらためて実感します。
THE CASK of YAMAZAKI 1993

  HEAVILY PEATED MALT
  MAY1993/OCT2007
  WHITE OAK
  CASK NO.3Q70041  177/576
  62%
Bar向け限定ボトル
  竹鶴 (78点ぐらい?)

ニッカが誇るピュアモルトの飲み比べ。

左から
12年 華やかな香りで、すっきり飲みやすい、値頃感もあり 最近、飲む機会も多い。
17年 さわやかな余韻がある、口当たりは軽いが、しっかりした味、ここらは、値段が高すぎると思うのだが..
21年 さすがに香り良く、深い味わい。ヘビ−な余韻が残る。 これも定価1万円だから、当たり前とも言えるが。 




※スコアの説明
スコアは「モルトウィスキ−.コンパニオン」(マイケル.ジャクソン著)を参考にしてます。
点数の目安は下記の通りです。
点数 評価
50点台 シングルモルトとしてボトリングするのはいかがなものか?
60点台 平凡
70点台 味わう価値あり
75点以上 是非味わってみよう
80点以上 際だって優れている
90点以上 偉大


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