あの感動を再び !!

「若冲展 釈迦三尊像と120年ぶりの再会」

2009.8.15  作成
2015.11.19 改訂
2015.5.5  若冲 障壁画「花丸図」追加
2015.11.4 天井画 追加

開基足利義満600年忌記念として「若冲展 釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会」が開催された。
「奇想の画家」伊藤若冲の「釈迦三尊像」(相国寺蔵)3幅と「動植綵絵」(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)30幅が120年振りに一同に会する展覧会。(元々は相国寺蔵であった)
この展覧をするために作ったという相国寺承天閣美術館の展示室(昭和59年完成)に、上記写真のように33幅の為の展示がされた。見事しかいいようがない。 
2007年05月13日(日)〜2007年06月03日(日) わずか22日間の展示、超満員であった。
その時のブログ 
君は若冲を見たか?
その後、たくさんの本が出版されているが、それらを参考にまとめて見た。
感動の思い出。


釈迦三尊像 正面の3幅


文殊菩薩像 釈迦如来像 普賢菩薩像


正面の左右の6幅





 
梅花小禽図 牡丹小禽図 老松白鳳図 老松孔雀図 芍薬群蝶図 梅花皓月図
梅にウグイス。梅の枝の曲線がいい 牡丹とコデマリで窒息しそう オスの鳳凰 孔雀の羽がすごい シャクヤクに蝶がたくさん舞っている 月光を透かす梅の花



向かって右側の前から


南天雄鶏図 蓮池遊魚図 老松白鶏図 雪中鴛鴦図 紫陽花双鶏図 老松鸚鵡
シャモと赤い南天 水中なのか水上なのか? 鶏のポーズがすごい オシドリ。柳の枝は凍り付いている。潜っているのはメス。 アジサイ、ツツジ、バラが精密 オウムとインコ

芦鵞図 薔薇小禽図 群鶏図 池辺群虫図 菊花流水図 群魚図(蛸)
アシとガチョウ バラの花みんな正面向きなの? 13匹の鶏 カエル、クモ、ヘビ等々。ヒョウタンも変。 まるで光琳の世界 まるで市場のように色んなものが


向かって左側の前から

向日葵雄鶏図 秋塘群雀図 棕櫚雄鶏図 雪中錦鶏図 芙蓉双鶏図 梅花群鶴図
ヒマワリと朝顔と雄鶏
組合せが異色
稲穂にスズメの群れが不気味 シュロの根が異様。珍しく雄鶏のみ 全体から漂う雰囲気が異様ですね。実に丁寧に描いている 芙蓉の花。倒立する雄鶏、雌鳥は体を反らせている 画面一杯に鶴が


芦雁図 桃花小禽図 大鶏雌雄図 貝甲図 紅葉小禽図 群魚図(鯛)
雁が墜落? ハトとウグイス 鶏だけを描いて あり得ない海辺 紅葉の色が多彩 まるで市場のように色んなものが

「若冲展 釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会」の他の展示作品

鹿苑寺(ろくおんじ)は、京都市北区にある臨済宗相国寺派の寺。建物の内外に金箔を貼った3層の楼閣建築である舎利殿は金閣(きんかく)、舎利殿を含めた寺院全体は金閣寺(きんかくじ)として知られる。相国寺の山外塔頭寺院である。
大書院は江戸中期(貞享年間)の建築。伊藤若冲の障壁画(襖絵)で知られていたが、保存上の問題から承天閣美術館に移管された

鹿苑寺大書院壁画 葡萄小禽図襖絵 鹿苑寺大書院壁画 竹図襖絵

慈照寺(じしょうじ)は、京都府京都市左京区にある、臨済宗相国寺派の寺院。相国寺の境外(けいがい)塔頭である。室町時代後期に栄えた東山文化を代表する建築と庭園を有する。室町幕府8代将軍足利義政が鹿苑寺の舎利殿(金閣)を模して造営した楼閣建築である観音殿は銀閣(ぎんかく)、観音殿を含めた寺院全体は銀閣寺(ぎんかくじ)として知られる。

牡丹百合図 慈照寺 蔵

若冲 障壁画「花丸図」
金刀比羅宮 奥書院 上段の間にあります。表書院は客殿、奥書院は別当金光院の書院であったとされています。
201点の花弁の図は、それぞれ単独で見ても十分見応えがあり、若冲ならではの鋭い写実性や豊かな装飾性に満ちあふれています。
昔も今も、こんぴらさん。 ─ 金刀比羅宮のたからもの ─ の展覧会では、
通常は非公開の奥書院に秘蔵される伊藤若冲の障壁画「花丸図」(はなまるず)(襖4面)を特別公開。

金刀比羅宮奥書院上段の間 伊藤若冲「百花図」


 伊藤若冲「花丸図」襖4面

ブログ 昔も今も、こんぴらさん。─ 金刀比羅宮のたからもの ─ ハルカス美術館 2015.6.6

若冲の天井画 

信行寺(しんぎょうじ)  平成27年度「第51回京都非公開文化財の 特別公開」 
2015.11.4 合計168画の内、下記に9画

牡丹 椿 紫陽花
南天 立葵(タチアオイ)
鶏頭(ケイトウ) 紫苑(シオン)


「孔雀鳳凰図」

伊藤若冲 「孔雀鳳凰図」 岡田美術館蔵
83年ぶりに発見された伊藤若冲「孔雀鳳凰図」 大正15年(1926)11月刊行の美術雑誌『國華』432号にモノクロ写真で紹介され、昭和8年(1933)に重要美術品に認定されて以来、久々に発見された。その存在は以前より知られてきたものの、公開された記録は確認されておりません。
大正15年の掲載当時は、広島藩主浅野家12代当主・浅野長勲(1842〜1937)侯爵の所蔵でした。



若冲関連

信行寺(しんぎょうじ)  平成27年度「第51回京都非公開文化財の 特別公開」 天井画 2015.11.4
若冲 2015.10.31 読書感想文
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石峯寺(せきほうじ)参拝 2010.09.10 
若冲五百羅漢
細見美術館開館10周年記念展 日本の美と出会う 2009.3 大阪・なんば島屋 伊藤若冲 「糸瓜群虫図」に出会いました
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プライスコレクション 若沖と江戸絵画展2006.10.01京都国立近代美術館 伊藤若冲 鳥獣花木図屏風 猛虎図等
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もっと知りたい曾我蕭白  と もっと知りたい伊藤若冲 読書感想文 2008.6.8
対決 巨匠たちの日本美術 2008/7/8〜8/17 東京国立博物館 「仙人掌(さぼてん)群鶏図襖」。「旭日鳳凰図」
若冲ワンダーランド MIHO MUSEUM 2009-10-11 象と鯨図屏風(ぞうとくじらずびょうぶ)


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