正法寺(しょうぼうじ) |
番外 寺名 正法寺 山号 徳迎山 宗派 浄土宗 所在地 京都府八幡市
SPOT 唐門(重要文化財)
源頼朝(みなもと の よりとも1147−1199年)の御家人で石清水八幡宮の社家、志水氏の祖である高田忠国が開基で1191年創建と伝えられる。1546年には後奈良天皇(ごならてんのう1497−1557年)の祈願所となっている。徳川家康(1543−1616年)の側室お亀の方((おかめのかた1573−1642年)は尾張徳川家の祖・徳川義直(とくがわ よしなお1601−1650年)の生母となり、正法寺は江戸幕府から寺領五百石を得ている。
お亀の方は落飾して相応院と号し、没後正法寺は相応院の菩提寺として尾張徳川家の庇護を受けた。
本堂・唐門・大方丈は重要文化財で、1630年に相応院の寄進により建立されている
通常は非公開ですが、月に2回程度公開日がある。
今回は、松花堂が開催する、ツバキ展でセットになっていた。
ボランティアの人が付いてくれて丁寧に案内してくれる。
Snap shot
表門 庫裏門 大方丈(重要文化財) 鐘楼 本堂
後奈良天皇からの勅額本堂の逆輪(さかわ)
逆輪とは本来は木口部を覆う逆輪金物のことをいうのだが、この寺のものは漆で下塗りされた一分厚の
桧板に金箔が押された特殊なもの。計700本の垂木の先にかぶせられている。極めて珍しい工法だ。本堂の裏に、大きな椿の木がある。正法寺椿と言う。樹齢400年 法雲殿 宝物殿
阿弥陀如来坐像等阿弥陀如来坐像(重要文化財)
像高 283cm「中品中生の説法印」13体の化仏を配した光背。素晴らしい。開山堂 小方丈 小方丈 上段の間 書院 庭には以前は臥龍型の松があったらしい
今は石。
朱印 お亀の方が尾張徳川家の祖・徳川義直の生母である。
立派な、お寺である。
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