海住山寺(かいじゅうせんじ)
番外
寺名 海住山寺
山号 補陀洛山(ふだらくさん)
宗派 真言宗智山派
所在地 京都府木津川市加茂町
国宝 五重塔
SPOT
国宝 五重塔
かつて恭仁京があった瓶原(みかのはら)を見下ろす三上山(海住山)中腹に位置する。
恭仁京造営の6年前の735年に、聖武天皇が盧舎那仏像(東大寺大仏)造立工事の無事を祈るために建てたものと伝わる。日本の首都 恭仁京はここ
車で行くと途中の道は狭く、大型車は難しい、対向することは不可能、対向車が来ないことを祈るしかない。また急勾配の坂が続くので運転には勇気が要る。
国宝五重塔が公開されているので参拝した。2009年10月30日〜2009年11月8日

五重塔は鎌倉時代(1214年)の建造。裳階付、高さ17.10m、初重総間2.74m
建保2年(1214年)、貞慶の弟子である慈心上人覚真(藤原長房)が貞慶一周忌供養に建立したもの。
屋外にある木造五重塔で国宝・重要文化財に指定されているものとしては、室生寺五重塔に次いで日本で二番目に小さい。この塔の特徴は初層内部に心柱がないことで、四天柱(仏壇周囲の4本の柱)に支えられた初層天井の上に心柱が立てられている。
また裳階(もこし)をもつ五重塔(一見6重の塔のように見える)は、海住山寺以外では法隆寺に存在するだけである


Snap shot
ここは車を止める余裕がある道 山門?
これが山門 駐車場からの入り口
山門を通らない。
今日は五重塔初層が公開中 五重塔の内陣 四天王が配されている
本堂 本堂扁額
なで仏 びんづるさま 本尊 十一面観音菩薩(重要文化財)
境内 文殊堂
岩風呂 鎌倉時代の物らしい。
それにしても野ざらしでいいのかな?
「願いを叶えるなすのこしかけ」
茄子の花は一つの無駄もなく実を結び、発音も「成す」に通じることから願いが叶う縁起があるという。
座って見ました。
「やる気地蔵」
祈るときには「何くそ、何くそ、何くそ」と祈る。
本来、祠の中に入っているが、今日は特別に祠が開扉していた(笑)-前の人が勝手に開けただけです。
「苦ぬき観音」と「苦ぬき地蔵」
祈ると苦しみを抜いてくれるというありがたい観音様と地蔵様である。そっと祈ろうと説明がある。
持ち上げ大師
持ち上げるといいことがありそう。見た目以上に重たいですよ。
町石
五輪塔 万両、千両
秋です 秋です
秋です 本坊

本坊庭園
もう少し紅葉すれば最高になりますね。
この場所は、誰も居なくなるのを待つのには忍耐が必要ですが。

本坊 万両
山茶花 万両
遥拝所からの景色 おみくじ
来年の干支 虎を選んだ



朱印

kazu_sanの一言
内藤湖南の横額 本坊にありました。

白鳥庫吉と共に戦前を代表する東洋史学者であり、邪馬台国論争、中国に於ける時代区分論争などで戦前の学会を二分した。
京都帝国大学退官後、瓶原村口畑に恭仁山荘を建てて隠棲。この地を愛した。

浄瑠璃寺海住山寺の鐘の音
 ひびかはしけむそのかみしのばゆ

現在、山荘は関西大学が管理している。


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